当勉強会は、2009年に東京の日本航空とヨドバシカメラの担当者間で「異業種で訪日中国人需要に関しての勉強会を開催しよう」という意気投合から始まり、民間企業約25社に加えオブザーバーとして観光庁を加えた異業種が集まる会「訪日中国人需要喚起の為の勉強会」としてスタートしました。
その後、観光庁長官に対する提言書の提出と意見交換会を経て、のちに「一衣帯水友好会(いちいたいすいゆうこうかい)」と名称がつけられました。
時代の変化と共に、対象は訪日中国人に限らず、世界各国からの訪日需要に関する勉強会へと進化を遂げ、ここ北海道では、エスコムが事務局となり、2012年に「一衣帯水友好会 北海道部会」として活動が始まりました。
旅行、鉄道、航空などの観光関連事業者はもちろん、金融や流通、情報など幅広い業種が集まっているのが特徴で、概ね2〜3ヶ月に1回のペースで開催しています。
「一衣帯水友好会 北海道部会」はその後、さらに「北海道インバウンド・ビジネス研究会」と屋号を変更して現在に至っています。
昨年の8月には、研究会後、野外BBQパーティを開催するなど、親睦の向上も行われている楽しい会でもあります。
本会の目的は、インバウンド市場の活性化を通じて、会員企業の相互的な発展を実現することと、その実現をもって地域経済の活性化に貢献することを掲げています。
この勉強会には、様々な大手企業が揃っており、なかなか伺う機会のない各社の情報を交換できる点が高い評価を得ています。